2回目の応募② ストーリーづくり その1
主人公は魚の“イトウ”に決めた。
おそらく、こんな絵本は他にはないでしょう。
それはさておき、
動物を決めなければならない。
イトウとともにドラマを展開する動物・・・・。
北海道らしい動物だよな・・・・
エゾモモンガ、クロテン、エゾリス・・・・たくさんいるな。
イトウは暴れん坊のキャラクターだから
動物は可愛らしいイメージがいいな。
子どもに受け入れやすいように、キツネとかウサギがいいのかな。
動物の種類はストーリー展開によって変わるかもしれないので、
ちょっと保留にしておこう。
で、
ストーリーを先に考えよう。
イトウは水の中に棲む生き物。
その他の動物は陸に棲む動物。
“水の中” と “陸” ・・・・接点が難しい。
どうしよう・・・・無理があるかな。
そういえば、日本のどこかの民話で、
「しっぽ”で魚を釣る」っていうのがあったような。
確か、氷に穴を開けて、しっぽを入れて魚を釣るんだけど、
最後は氷が固まって、しっぽな取れなくなったとか・・・・
あまり覚えてないけど、そんな感じ。
(間違ってたらすみません)
う~む、いかにも子どもが興味を惹かれる内容だな。
これを真似たら盗作になってしまう。
・・・・ヒントを見つけたい。
「しっぽ」はいいな、使えるかも・・・・。
たとえば、キツネとウサギ。
そう・・・・しっぽの長さが違う!
キツネはしっぽが長い。
ウサギはしっぽが短いのが象徴。
なんか、アイディア出てきそう。
イトウは暴れん坊だから、
この2匹の動物を食べてしまうことにしよう。
“食べる”のは残酷か! 子どもにとってショッキングかな?
いやいや、鬼が人を食べるとか、山姥(やまんば)が人を殺すとか、
民話にはよくあることだよな。
では、イトウが動物を食べちゃうけど、
最終的には助かることにすればいい。
やっぱりハッピーエンドがいいよね。
つづく