2回目の応募⑥ 「さぁ、絵を描くぞ~」 の前に

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と言うことで、

やっと絵を描くところまで漕ぎ着けました。

正直、物語をつくるのは楽ではないと思っております。。

 

今、振り返りますと、

絵本というのは、“物語”のウェイトが一番だと考えてます。

絵のクウォリティはどうでもいいという訳ではありませんが、

市販されている絵本を観ますと、崩し方が大胆な絵だったり、

実物とは全然違う色使いだったり、

他の分野の“絵”とはちょっと世界が違うように感じます。

 

でも、物語にマッチした“味わい”は否定できず、

それはそれでいいものに仕上がっております。

 

ですので、

今回、絵本の絵を描くにあたり、

じょうずに描くとか、うまいと思わせるとか、

考えなくいいのかなと思いました。

 

ただ、オリジナリティを出したいなと。

 

使う道具は、古いノートパソコンのイラストレーターだけ。

イラレも古いバージョンです。

 

どんな絵を描きたいか?

 

やっぱり手描き。手描き風にしたい。

 

じゃあ、手描きにすれば?

 

いやいや、

仕事を終えて、帰宅して、絵の具を用意して、

それが終わったら片付けをして・・・・

 

・・・・なんてことは、とても出来ない。

 

じゃぁ、休みの日にやれば?

 

実は、休みはほとんどありません。(年がら年中)

そんな仕事をしております。

 

という訳で、

電源入れればすぐにスタートできるパソコンが便利です。

 

手描きとパソコンでは何が違うか?

 

違うことだらけですが、

私が決定的と思うのは「ムラ」です。

手描きのムラを嫌う人もいるかも知れませんが、

私は、ムラは最高の味わいだと思っております。

 

最近知ったことですが、

今は絵を描くソフトがたくさんあって、

「手描き感」が凄いらしいですが、未だに見たことも

扱ったこともありません。

 

アドビのイラストレーターで今私が出来ることをするしかないです。

 

さきほどの「ムラ」というのを裏返すと、

「ベタ」ということになります。

ベタは単色の「塗り」と解釈してますが、

この「ムラのないベタ」が嫌なんですよね。

なにか芸がないように感じさせてしまう。

 

で、「ベタ」を使うのはやめることにしました。

 

つづく

 

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