2回目の応募⑧ 切り絵をやってみよう

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それでは、パソコン内で 切り絵 をする方法について

ご紹介させていただきます。

 

はて、さて、このような方法で満足のいく絵が出来上がるものかと

ご心配される読者の方もいらっしゃるかも知れませんが、

 

「私はこれで絵本大賞とりました」

 

って ブログのタイトルどおり とれたんです。

 

では、さっそく。

例えば、ブタさんの切り絵を作ってみたいと思います。

f:id:ehonkun:20201101165343p:plain変なブタですみません・・・・。

 

普通にイラストレーターの画面にマウスで絵を描きました。

 

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次にパーツをバラバラにします。

ブタさんの顔ひとつにしても、目、鼻、口など

いくつかのパーツで構成されております。(当たり前ですが)

 

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まずは「目」を例にとって、切り絵を作ってみますね。

目は黒目の部分と、全体を表す白目に分かれてますね。

 

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目に使用する色紙(いろがみ)を近くに配置します。

イラストレーター内に取り込みます)

色紙は、前回の記事でご紹介したとおり、何十種類か、予め用意しておきます。

色紙の大きさは、最大でA3サイズぐらいで作っておきますが、

このように顔とか小さく使用するときがありますので、

フォトショップなどで切り抜いた小さなバージョンもあると楽になります。

イラストレーター内で縮小することも出来ますが、

当然、ガラも小さくなってしまいます。

 

色紙(いろがみ)は、いわば「スオッチ」みたいなものです。

 

 

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次に、色紙の上に、絵を乗せます。

白目、黒目、それぞれに行います。

(黒目は、黒色の線だと分りにくいので白い線に変えました)

もうお解りと思いますが、

それぞれのパーツにクリッピングマスクをかけます。

 

すると・・・・

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このように、輪郭のとおりに切り取られました。

正確には、輪郭以外は透明になったと言ったほうがよいのでしょうか。

 

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それで、白目と黒目を重ねると、目の出来上がりです。

今回は、あまり考えずに作りましたので

ちょっと怖い目になってしまいました、すみません。

 

そして、

目と同じように、鼻、ほほ、口も切り絵を行います。

で、出来上がったのがこれです。

 

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いかがでしょうか?

やっぱり、ちょっと怖いブタさんになりました。

ですが、いわゆるパソコンで描く絵とは少し違う印象ではありませんか?

それは、単色のベタの塊で構成されたものではない

「切り絵」のように見えたら嬉しいです。

 

これにもうちょっと手を加えてみます。

輪郭線が、まるでカッターで切ったようにシャープすぎますね。

効果 → パスの変形 → ラフ を施して

ガタガタにしてみます。

 

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違いがお分かりでしょうか?

わかりやすいように極端にラフを入れてみましたが、味が増したと思います。

(ガタガタにする、しないは好みだと思います)

ラフの数値を変えながら、程良いガタガタを見出します。

これはパソコンならではの仕掛けですね。

 

 この記事は4年前に取り組んだことを回想しながら書いております。

 

まだまだつづけますので、

引き続きご覧いただけましたら幸いです。。。

 

つづく