2回目の応募⑦ 「ベタ」は使わず
ということで「ベタ」は使わないことにしました。
「ベタ」に「ムラ」がある状態にしたいです。
方法は幾つかあると思いますが、
グラデーションを使う、ボカシを塗り重ねる、スプレーを使う、
グラデーションメッシュを掛ける・・・・
(私の知ってる手法はこんなものかな)
あっ、言い忘れてましたが、
イラストレーターの操作は、独学ですので
扱いの幅が狭いかも知れません。
・・・・温かい目で聞いてあげてください。
お話しは戻りますが、
このように、グラデーションやぼかしツールを用いると、
作業にとても時間がかかります。
それに、パソコンの動作が重たくなります。
一時保存に何十分もかかってしまうなんてことも有り得ます。
そこで考えたのが次のような方法です。
左が普通のベタ。右側は「マダラ模様」です。
一見それほど変わらないと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、
私としては随分違うように感じてます。
どういうふうにしているかと申しますと、
ただ単純に、フリーハンドで小さな形をたくさん描いてます。
これをグループにして、多少ぼかしを入れたりします。
それで、同系色(多少濃くしたり、薄くしたり)のベタを上からかぶせます。
一つの画像にしてしまいます。
出来上がった画像を「A」とします。
そして、
「A」の色違いバージョンを何十種類か作ります。
これから絵を描くにあたり、これをツールとして活用します。
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
絵を描くというより「切り絵」なんです。
パソコンの中で切り絵をします。
なので「A」は、「色紙」なのです。
絵本の絵はすべてこの色紙を使用しますので、
ベタは存在しないことになります。
なんとなく意味は伝わりましたでしょうか?
さーて、こんな方法でうまくいくのでしょうか?
つづく